頭蓋解剖物語

ボロボロ書きます。剥がれ落ちる私を。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

晴れの日の生き方

晴れの日の生き方を知らないんじゃない。雨の日しかなかっただけ。

悲しいけれど。

今日を全力で生きて明日を精一杯、生きよう。明日はどこにも、保証されていないけれど。

たとえ俺の世界を作っていた背中から,「お前さえ拾わなければ、いなければ」なんて言われても、俺は世界を愛してるぜ。 張り詰めた虚勢が、俺を強くしてくれるから。

もとめたがり。

一人前。というのは、果たしてどこからなのだろうか。言われてみて、スッと答えられる人は果たして一人前なのだろうか。 少し前、駅にて「今日の仕事は楽しみですか?」と言う文字の広告に批判が殺到する。という事があった。きっと、これに怒りをぶつけた人…

闘病しない日記。

月一で入れ替わる躁鬱の人格が、健忘症でその記憶を持ち運びえない。なんて状況を異常と捉えずなんと呼ぶのか。 高校3年の時期から,かれこれ過ぎた幾星霜。それっぽいことをしれっと書くタイプの自称物書きになった。ものを書くにつれ,自分の書きたいよう…

うそとあしをつく。

「僕らは二本の足で,しっかり立っています」 なんて言える人は何人いるのだろうか。 人という感じは、支え合って出来ている。とはよく言うけれど、一画目を自我とするなら、二画目は一体全体なんなんだい?「一画目も二画目も人だよ」なんて言わないでくれ…

うしろひたむき。

外を歩くことが増えたのは,4年越しに少しだけ、変わった自分を見せてやりたいから。帰る基準の一つになっていた補導は実際問題あまり見る光景ではなかったし、大人になって責任が自分に帰属する。と考えてから私は夜を歩くようになった。 夕焼け小焼けの小…

雨を浴びる。

合羽の上を滑る雨粒、履き慣れないブーツで水溜りを踏み鳴らす。両手を広げれば広がる雨音。傘の中に広がる、雨の世界から切り取った自分だけの世界も好きだが、真っ向から浴びる雨の世界の青さも好きだ。 見上げる空は深い灰色。星を数える隙間も無い空を見…