頭蓋解剖物語

ボロボロ書きます。剥がれ落ちる私を。

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「夢」という名の「生きがい」

夢を見ている。 そう自覚するときは明らかに現実味のない現実の夢なのだ。 明らかに現実味を帯びていない現実の夢。新緑溢れる森、ほのかに照らす木漏れ日、光の届かぬ冷たい海、酒豪だらけの喧騒、全て同じように回る歯車の上、酷く鬱屈としたロッカーの中…

人を書くということ。

生きてきた中で、色んな人たちがいる。それは良い関係性を築けた者から拳で殴り飛ばした者まで様々な人達がいる。そして、そんな彼らはその良し悪しを問わず、私という人間を形成する上で多大なる影響をもたらした人達だ。 そんな方々を、そんな方々との関わ…

白い吐息を昇らせながら。

秋から冬へと移ろう時。フッと流れたため息が白い吐息に変わる時、その吐息を見ると私の心にはふと「ミルクセーキ」がよぎる。 知っている人は知っている。自動販売の一番上。あったか〜いの赤い文字の欄に並んでいた100円のミルクセーキ。暖かくてまろやか…