外に躍り出た鉄筋、タイルの間を走る苔、役目を終えた蛍光灯。 こんなところを待ち合わせ場所にしたハイセンスな君と、誘蛾灯に寄り添うかのように、フラフラと現れたナンセンスな僕、目配せをして、手を握って、点かなくなった緑の灯の下を、外に付けられた…
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