頭蓋解剖物語

ボロボロ書きます。剥がれ落ちる私を。

2020-01-04から1日間の記事一覧

日記に書いてあったから。

空っぽの感覚だった。 生と死の狭間というのは月並みな言葉だ。 全身が冷え切っていた。右手だけが動き、左手は枕にしたため血液が絞られていた。 右手で身体をつねると、私の体では無い気がした。 雪も灰もつもらぬ冬。木枯し貫き鳴く閑古鳥。透明な吐いた…